2019年5月26日

第3章 Javaパフォーマンスのツールボックス

パフォーマンス分析は可視化と表裏一体です。アプリケーションの内部や、その実行環境で起こっていることを知るのがパフォーマンス分析で、可視化にはツールが不可欠です。

オペレーティングシステム付属のツールと分析

プログラムの分析の手始めになるツールは、Javaとの直接の関係はまったくなく、OSに付属している、基本的な監視のツールを利用します。 パフォーマンステストを行う際には、OSからもCPUとメモリ、ディスクの使用率は最低限収集すべきです。ネットワークを利用するプログラムでは、ネットワークの使用率も必要です。

CPUの使用率

CPUの使用率の値はある一定の期間(1秒 or 5秒 or 30秒)の平均値を表しています。CPUの使用率とは、プログラムがどの程度効率的にCPUを使えているかということを表しているので、この値が大きければ大きいほど望ましい状態になります。

ディスクの使用率

ディスクの使用率を監視することには、2つの大きな意味があります。1つ目は、アプリケーション自体に関わるものです。2つ目は、システムがスワッピングを行なっているかどうかわかるという点です。

ネットワークの使用率

ネットワークを利用するアプリケーションでは、ネットワークのトラフィックも監視しなければなりません。UNIXシステムでの基本的なネットワーク監視ツールとしては、netstatがよく使われます。

Javaの監視ツール

JVM自体に関する情報を得るには、Java向けの監視ツールが必要です。以下のようなツールがJDKに付属しています。

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